「ヒロシマ・音の記憶Vol. 4.〜継承〜」」[広島公演]のチラシが出来ました。
日時:2013年12月1日(日) 14:00~(開場:13:30)
場所:広島大学附属中・高等学校 講堂
料金:無料
出演:乗松恵美(ソプラノ)、広島大学附属高等学校 管弦楽班・合唱班
主催:「ヒロシマと音楽」委員会
広島が焦土と化したあの日から一年後――。
広島の地では若者たちの歌声が響いていた。その歌声の主は「広島学生音楽連盟」。
戦後の混乱期の中、旧制高校6校の学生たちが集い結成した100人余りの合同合唱団。
彼らはドイツ歌曲などを歌ったほか、市内に残ったほんの僅かな建物を使い、日本を
代表する音楽家を次々と招いて演奏会を開催した。その目的の一つは、学校の復興
資金を集めるため。そして、もう一つは広島を音楽で元気にするため。
そんな彼らが実際に使用した演奏会会場で、唯一現存する建物がある。それが今回の
コンサート会場「広島大学附属中・高等学校 講堂」である。彼らの想いが詰まった
この場所で、「ヒロシマ・音の記憶Vol.4.~継承~」は、
ドキュメンタリー映画「音の記憶・つながり」の上映、
そして「広島学生音楽連盟」や「ヒロシマ」にゆかりのある楽曲の演奏を通して、
音楽と共に駆け抜けた若者たちの姿、そしてそれを継承することの意味を見つめる。
今回、彼らの意思を継承し演奏するのは、現役の高校生を始めとする現代の若者たち。
「何もなくても、歌は歌える」「音楽が力を与えてくれる」――。「広島学生音楽連盟」
のメンバーが抱いていたその強い想いが、現代の若者を通して、今よみがえる。
「ヒロシマ・音の記憶Vol. 4.〜継承〜」広島公演チラシ表
「ヒロシマ・音の記憶Vol. 4.〜継承〜」広島公演チラシ裏