ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭が開催されました

ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭が開催されました。

「2015ひろしまフラワーフェスティバル 被爆70周年企画 ピース・アクト・ヒロシマ音楽祭」が2015年5月4日(月・祝)広島・平和記念公園内 カーネーションステージで加藤登紀子、堂珍嘉邦、佐藤タイジ、二階堂和美、島谷ひとみ、財満光子、TEE、AKB48 Team8 ほかの出演で開催されました。
2015年5月5日の中国新聞に掲載されましたので紹介します。

共に歌おう平和
音楽祭 加藤さんら熱唱

2015ひろしまフラワーフェスティバル(FF)は2日目の4日、平和への願いに包まれた。被爆70年の
節目に開かれた「花と平和の祭典」。広島市中区の平和大通り一帯でアーティストが歌声や演奏を響かせ、祈り
をささげた。陸上や神楽など躍動の舞台も繰り広げられた。
前日から降り続いた雨が上がり、青空が広がった。歌を通じて平和の大切さを訴えるFFの被爆70年企画「ピ
ース・アクト・ヒロシマ音楽祭」が開かれた4日、会場のカーネーションステージ一帯には約5万人が詰め掛け、
平和を願う熱気に包まれた。
「昭和20年7月16日午前5時30分。人類にとって、恐るべき核兵器の時代が始まった」― 。米国が核実
験に初めて成功した日を挙げ、音楽祭の呼び掛け人で歌手の加藤登紀子さん(71)が語り始めた。
故中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」から抜き出した言葉。加藤さんが再構成し、核の時代の始まりや放射
線被害の怖さを切々と訴え、音楽祭は幕を開けた。
広島ゆかりのミュージシャンたちが集まった。島谷ひとみさん(34)、TEEさん(32)、二階堂和美さ
ん( 41)・・・。平和への思いを口にし、歌声を響かせた。
音楽祭のクライマックスは「広島 愛の川」の大合唱。中沢さんが残した詩に作曲家の山本加津彦さん(35)
が曲を付け、加藤さんがC D化した歌。
―語ろうよ 川に向かって 怒り、悲しみ、優しさを。広島の川は 世界の海へ巡り行く―
中沢さんの母校である神崎小の児童たち約150人も舞台に並び、加藤さんと一緒に歌声を響かせた。そばで
聴いた中沢さんの妻ミサヨさん(72)は「小さな子どもや若い人が歌う姿に夫も喜んでいるはず」と児童をじ
っと見詰めた。
舞台が終わり、加藤さんは「歌でみんなが一つになり、平和を伝える第一歩が始まった」と表情を緩めた。
神崎小6年吉永壮君(11)は「二と戦争が起こらないよう世界の人と交流したい。歌を通じて平和の大切さを
伝えていきたい」と誓っていた。 (加茂孝之)

中国新聞

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