Hiroshima Happy New Ear
次世代の作曲家たち 「ヒロシマ」紡ぐ
日本を代表する現代音楽作曲家 細川俊夫がお届けする HIROSHIMA HAPPY NEW EAR(広島の新しい耳)シリーズ。
第19回目は被爆70周年という節目の年であり、細川俊夫が注目する二人の作曲家に「ヒロシマ」をテーマに
した作品を委嘱し、川瀬賢太郎の指揮、広島交響楽団(室内オーケストラ編成)の演奏で世界初演します。
広島から世界へ発信する HIROSHIMA HAPPY NEW EAR シリーズ。広島が歩んできた道に想いを馳せ新しい音楽で 未来へと繋げます。
日時: 2015年6月25日(木)19:00~
会場: アステールプラザ オーケストラ等練習場
プログラム: 広島時間 作曲 徳永崇 【委嘱作曲・世界初演】
プログラム: ヒロシマを渡る風 作曲 三浦則子 【委嘱作曲・世界初演】
主催: ひろしまオペラ・音楽推進委員会
音楽監督 細川俊夫
1955年広島生まれ。ベルリン芸術大学でユン・イサンに、フライブルク音楽大学でクラウス・フーバーに
作曲を師事。日本を代表する作曲家として、欧米の主要なオーケストラ、音楽祭、歌劇場等からの委嘱を受け、
国際的に活躍。近年では、エクサンプロヴァンス音楽祭委嘱オペラ「班女」、ザルツブルク音楽祭委嘱作品「循
環する海」「嘆き」、ロシュ委嘱ルツェルン音楽祭初演作品「夢を織る」、モネ劇場委嘱オペラ「松風」、ベル
リン・フィル、バービカン・センター、コンセルトヘボウ共同委嘱作品「ホルン協奏曲―開花の時―」などが、
大野和士、ワレリー・ゲルギエフ、フランツ・ヴェルザー=メスト、サイモン・ラトル、準・メルクルら一流の
指揮者により初演。現在、小編成から大編成まで多くの作品が国内外で演奏され続けている。これまでに東京交
響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、西ドイツ放送局合唱団、ネーデルラントフィルハーモニー管弦楽団のコン
ポーザー・イン・レジデンスを歴任。2001年にベルリン芸術アカデミー会員、2012年にバイエルン芸術
アカデミー会員に選出。2012年秋、紫綬褒章受章。現在、武生国際音楽祭音楽監督、東京音楽大学およびエ
リザベト音楽大学客員教授。
徳永崇
1973年広島生まれ。広島大学大学院教育学研究科修了の後、東京藝術大学音楽学部別科作曲専修修了。作
曲を、早川正昭、久留智之、野田暉行の各氏に師事。2004年、武生国際作曲ワークショップに招待作曲家と
して参加し、同年フランスのロワイヨモン作曲セミナーに武生との交換作曲家として参加。
ISCM Word Music Days入選(2002/香港、2014/ブロツワフ)。武生作曲賞受賞(2005)。
在籍する作曲家グループ「クロノイ・プロトイ」の第5回作品展が、サントリー芸術財団第9回「佐治敬三賞」受賞(2009年度)。
テグ国際現代音楽祭招待作曲家(2006、2011/韓国)。作品は国内をはじめ、欧州・アジア各地で演奏されている。
作曲家グループ「PATH」メンバー。「秋吉台の夏」現代音楽セミナー&フェスティバル講師(2010~ )。
現在、 広島大学大学院教育学研究科准教授。
三浦則子
東京生まれ。桐朋学園大学作曲理論学科卒業後、フランスに留学。パリ・エコールノルマル及びパリ国立高等音
楽院にて作曲を学ぶ。これまでに作曲を、末吉保雄、細川俊夫、平義久、ポール・メファノに師事する。199
3年第5回秋吉台作曲賞受賞、1999年第68回日本音楽コンクール作曲部門第1位、併せて安田賞を受賞。
これまでグルムシュタット国際夏期講習会、MITOフェスティバル、ミラノムジカ音楽祭、カーン音楽祭、モナコ
の春音楽祭、ザーブリュッケン現代音楽祭、ヴィラムジカ(マインツ)、ベルリン高等研究所、武生国際音楽祭等
で作品を発表してきた。主要作品:弦楽四重奏曲第1番「耳をすます」、サックス、ヴァイオリンとハープのた
めの「アニトヤ」、フルート、クラリネット、ヴァイオリンとチェロのための「悲しみのように、ひそやかに」
ほか。
2015年6月13日(土)中国新聞に紹介されています。下記を参照下さい。
中国新聞20150613
次世代の作曲家たち チラシ 下記を参照下さい。
Hiroshima Happy New Ear 1
Hiroshima Happy New Ear 2