11月21日に行われる「第5回 四十雀賞授賞式・受賞記念講演会」のチラシができました。
同授賞式・講演会には「ヒロシマと音楽」委員会から能登原由美委員長が出席します。
日時 : 11月21日火曜日15時30分
場所 : 一橋大学東キャンパス国際研究館4階大講義室
一橋大学小岩信治研究室
( ご出席の場合、念のため事前にお知らせいただけると助かります。
メール:s.k01wa@r.hit-u.ac.jp )
四十雀賞について
創設:2013年6月
賞の概要:本邦の音楽文化に大きな貢献を果たした活動に送られる賞。選考委員は一橋大学大学院言語社会研究科小岩研究室ゼミ有志から構成される。
名称の由来:賞の名称の由来は、一橋大学のある国立市の「市の鳥」である四十雀の鳴き声が大変美しく、音楽文化に与える賞としてふさわしいとされたため。 また「七つ下がりの雨と四十雀の恋は止まない」という言葉もあり、音楽を愛し飽くなき探求心を持つ人々を応援したいという意図も込められている。
受賞団体紹介 「ヒロシマと音楽」委員会
「ヒロシマ」をテーマに数多くの作曲者が残してきた音楽作品を未来に継承するために、株式会社中国放送と音楽関係者、広島市関係機関が協同して1995年に立ち上げた市民団体。2004年3月までに全1867曲をデータベース化、その収集・調査の成果は「ヒロシマと音楽」(汐文社、2006)にまとめられている。
講演者 能登原由美 氏
「ヒロシマと音楽」委員会現委員長。同委員会設立以来、データベース作成作業に携わる。2003年広島大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。専門は音楽学で、研究対象は「ヒロシマ」の音楽のほか、イギリス音楽史、日本近代の洋楽受容史。
授賞理由
同委員会は「ヒロシマ」をテーマとした音楽作品を未来に継承するために、ジャンル、時代ともに多岐にわたる作品をデータベース化してきました。このアーカイブは作品の発信や研究活動にもつながっています。日本の戦後音楽史に一つの新たな視点を与え、音楽を通して歴史を現在、未来に生かす本活動に対し、当研究室は2017年度四十雀賞を授与します。
<お問い合わせ先> 一橋大学大学院言語社会研究科小岩信治研究室
E-mail s.k01wa@r.hit-u.ac.jp