「比較音楽学と民族音楽学から子どもと音楽の関係を考える」
日時 : 平成28年9月5日(月) 14:00〜16:00
会場 : 広島文化学園大学 長束キャンパス 本館4F 0401教室
会費 : 無料
公演 : テーマ 「比較音楽学と民族音楽学から 子どもと音楽の関係を考える」
講師 : 徳丸吉彦(とくまるよしひこ)
講師プロフィール
1936(昭和11)年東京生れ。音楽学と美学は主として東京大学で学び、西洋音楽と日本音楽の多少の実技は個人的に学びました。国立音楽大学・お茶の水女子大学(途中でモントリオール大学・カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員教授を兼務)・放送大学に勤務し、現在は聖徳大学教授・京都市立芸術大学客員教授。音楽学の中の音楽記号学と民族音楽学を専攻し、人間と音楽の関係を中心的な研究課題にしています。アジア諸国の間のネットワーク作りやヴェトナムの宮廷音楽の再活性化や少数民族の音楽の記録作りを行い、現在は日本の箏のために国産絹による箏弦の開発を研究しています。最近の仕事にはガーランド社の『世界音楽事典第7巻東アジア』(2002年)や左右社の『ミュージックスとの付き合い方:民族音楽学の拡がり』(2016年)などがあります。
主催 : 広島文化学園大学大学院 教育学研究科
お問い合わせ : 082-239-5171(代) 広島文化学園大学
チラシは → 第5回 子ども学研究会
タイトル:広島エフエム放送特別番組「広島の復興を支えた音楽」
放送日時:8月7日(日)19:00~20:00
出演者 :松尾康二、益田遥、関千枝子、切明千枝子
中川真由美(広島FM)
広島は、明治40年頃から西日本での‘音楽の都’だったと言われています。
その中心となっていたのが広島高等師範学校で、オーケストラが編成され音楽会が定期的に開かれていたという事実があります。
しかし、原子爆弾の投下により、広島の音楽界は多くの楽器や人材を失いました。深刻な食糧危機、厳しい住宅事情、暮らしていくのもやっとの中で、廃墟の中から立ち上がる広島の復興を陰で支えたのは音楽でした。被爆からほどなくして、「復興は音楽から」「音楽で広島の復興を」と、広島を、音楽を愛する人たちが動き始め、焼け残った施設を利用し、一流音楽家を招いてのコンサートや市民による音楽会が行われるようになりました。
番組では、当時音楽に支えられ、音楽を通して希望を見出し、音楽が前へ進む原動力となった被爆者の方たちに取材し、原爆投下後初めて触れた音楽について伺いました。「音楽なんて・・・・」という声もある時代の中での当時の熱気や音楽がどんな存在だったかということをお伝えします。
詳細は 広島エフエム放送