「ヒロシマと音楽」委員会は2025年12月31日をもって閉会します。
つきましては、本サイトについても、2026年7月末で閉鎖することになりました。
長らくご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
「ヒロシマと音楽」委員会は2025年12月31日をもって閉会します。
つきましては、本サイトについても、2026年7月末で閉鎖することになりました。
長らくご愛顧いただき、本当にありがとうございました。
1995年、被爆50年の節目に広島の有識者によって設立された「ヒロシマと音楽」委員会は、2025年12月末をもって閉会することになりました。
発足からちょうど30年、その間、委員会結成の最大の目的であった作品収集とデータベースの構築作業を行うとともに、実演を通した普及活動を行なって参りました。さらに、2009年以降は、広島という一都市の歴史の中からその音楽文化を捉えるべく、戦前の音楽活動に関する聞き取り調査を開始し、「広島の音楽史」という視点でシンポジウムを開催、コンサートの開催やドキュメンタリー映画の制作なども手掛けてきました(それらの成果については、このホームページ内でも紹介しております)。
もちろん、データベースについては不備や誤りも多く、また今もなお新たな作品が誕生している中で、作業に終わりがあるわけでは決してありません。けれども、実質的に活動を担えるメンバーがいないこともあり、これ以上の存続は難しいと判断、閉会という決断を選択することになりました。
なお、最後の活動として、このほど『音楽でみる広島/ヒロシマ』を刊行いたしました(非売品)。これは「広島の音楽史編纂プロジェクト」の成果でもあり、まさに戦前から戦後の音楽活動の一端を紹介するものです。とはいえ、その全容をみるにはほど遠く、触れることのできなかった事象や人物、組織などが多々ありますが、それについては今後、メンバーが個別に編纂作業を続けていく予定です。同時に、データベースについても修正作業を行なって参りましたが、その更新内容を新たに掲示しております。このサイト自体は2026年7月までは閲覧可能な状態にしますので、皆様のお役に立つことができれば幸いです。
最後になりましたが、30年もの間、「ヒロシマと音楽」委員会の活動にご協力をいただいた方々、また温かく見守り支援してくださった方々に、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
2025年12月31日
「ヒロシマと音楽」委員会
委員長 能登原由美
広島市立中央図書館主催、令和4年度 被爆体験継承事業 企画展「音楽から伝えるヒロシマ」が、
7月9日から3ヶ月にわたって広島市立中央図書館で開催されています。
展示の方では、当委員会が編纂し出版した『ヒロシマと音楽』のほか、2013年に製作したドキュメンタリー映画『音の記憶・つながり』も放映されています。
この映画は、被爆の翌年から4年間だけ存在した「広島学生音楽連盟」の活動を掘り起こし、関係者のインタビューを交えながら、現代の高校生に当時の若者たち(同世代に当たる)の思いを伝えるという内容です。映画作家の青原さとしさんに撮影と構成をお願いして完成させ、2013年8月に広島市内で一般公開されたものです。
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企画展:音楽から伝えるヒロシマ
期間:2022年7月9日(土)〜9月25日(日)
場所:広島市立中央図書館
入場無料
*関連企画として、8月21日(日)には能登原による「ヒロシマの音楽」をテーマにした講演が行われますが、すでに定員に達したため受付は終了しているようです。
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音楽を通して見る広島の街を、ぜひご覧ください!
広島で活動する現代音楽グループ、アンサンブル・アッカが、結成から20年を迎えたのを記念し、「広島と音楽」をテーマにした定期公演を開催します。
ここでは「ヒロシマ」をテーマにした新作の公募が行われ、選ばれた5つの新曲が世界初演される予定です。
公演の前には基調講演も行われ、「ヒロシマと音楽の現在」と題して当委員会委員長の能登原由美が講演を行ないます。
その後、グループの代表者で作曲家の徳永崇氏、創設者で作曲家の久留智之氏も交え、3名でトークを行なう予定です。
「ヒロシマと音楽の現在」について、実際の音を通して考える貴重な機会。ぜひ会場まで足をお運びください。
記
アンサンブル・アッカ第20回定期公演〜広島と音楽〜
日時|2022年4月30日(土)
場所|広島東区民文化センター スタジオ1
料金|一般 2000円
中・高校生 1000円
小学生 500円
ペア券 3600円
予約方法などお問い合わせ|掲示しているチラシ下部をご参照ください。
当委員会初代委員長で広島大学名誉教授の原田宏司先生が、令和2年春の瑞宝中綬章を受賞されました。
原田先生は、当委員会の設立に尽力され、被爆50年目の1995年の発足から2006年まで委員長を務められました。
その10年余りの間に、1800余りに及ぶ曲のデータベース化や、コンサートの開催、書籍『ヒロシマと音楽』(汐文社、2006年)の刊行など、「ヒロシマ」に関わる音楽作品の紹介と普及に大きく貢献されました。
現在は会友として、引き続き「ヒロシマ」に関わる作品の収集や整理、紹介などを精力的に行なっておられます。
「ヒロシマと音楽」委員会一同、心よりお祝い申し上げます。
明治末期に広島県師範学校に音楽教員として赴任以来、大正、昭和を通じて広島の音楽界を牽引した渡邊彌蔵(1879-1978)の所蔵資料が、この度広島市公文書館に寄贈されました。
本資料の発掘と調査を行った委員長の能登原由美が、資料の概要とその意義を下記の論考にまとめ、『広島市公文書館紀要第31号』において発表しております。
論考は広島市公文書館のサイトからどなたでも閲覧することができますので、広島の音楽史に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。
(下記をクリックすると、『広島市公文書館紀要第31号』のサイトが表示されます)
資料紹介「渡邊彌蔵資料とその意義ー明治から戦後に至る広島の洋楽普及の観点からー」
執筆者:能登原由美(「ヒロシマと音楽」委員会委員長)
昨年9月に原爆の図丸木美術館で開催されたシンポジウム
「『戦争/暴力』と人間ー美術と音楽が伝えるものー」
が好評を博し、シリーズ化されることになりました。
早速、第2回公開シンポジウムが下記の要領で開催されます。
今回のテーマは、「総力戦体制下の芸術」です。
どなたでも参加できますので、ぜひご来場ください。
記
日時:2019年4月14日(日)午後1時半〜5時
場所:本願寺聞法会館研修室1(京都市)
パネリストと発表テーマ:
1.平瀬礼太(愛知県美術館)
「戦時体制と絵画・彫刻 1930~40年代」
2.戸ノ下達也(洋楽文化史研究会)
「1930〜40年代・音楽文化の諸相」
3.井口淳子(大阪音楽大学)
「外地、ハルビン、上海から戦後日本の楽壇とバレエ界への連続性」
司会/コメンテーター:柿木伸之(広島市立大学)
コーディネーター:能登原由美(大阪音楽大学)
お問い合わせ:onpitsusya@yahoo.co.jp
主催:日本音楽学会西日本支部
後援:浄土真宗本願寺派総合研究所
*なお、このシンポジウムは、日本音楽学会西日本支部特別例会として
開催されます。(入場無料・非会員歓迎)
パネリストのプロフィール、および第1回シンポジウムの内容については、
シンポジウム専用サイトをご参照ください(下記をクリック)。
https://onpitsusya.jimdofree.com/
シンポジウム「『戦争/暴力』と人間―美術と音楽が伝えるものー」についての詳細は下記の通りです。
【日時】2018年9月1日(土)午後1時30分〜午後5時
【会場】原爆の図 丸木美術館(埼玉県東松山市)
【参加費】500円(美術館入館料別途800円)
【概要】
司会/コメンテーター:柿木伸之
記録映画「原爆の図」上映(1953年、監督:今井正・青山通春、音楽:大木正夫)
登壇者による発表
・岡村幸宣:不可視の「暴力」を可視化する絵画の「暴力性」
・飯田高誉:戦争と芸術―芸術作品は人間存在の不条理を映し出す鏡となれるのか
・加納遥香:大木正夫・交響曲第6番≪ベトナム≫:作曲の試みと作品の多義性
・能登原由美:語らない「ヒロシマ」〜音楽が伝えるもの〜
**休憩**
コメンテーターによるコメントとディスカッション
以上
申し込みは不要です。ぜひご来場ください。
原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)にて、シンポジウム「『戦争/暴力』と人間ー美術と音楽が伝えるもの」が下記の内容で開催されます。
ご興味のある方はぜひお越しください。
記
テーマ:「戦争/暴力」と人間 〜美術と音楽が伝えるもの〜
日時:2018年9月1日(土)13時30分〜17時頃
会場:原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)
登壇者:飯田高誉(スクールデレック芸術社会学研究所所長)
岡村幸宣(原爆の図丸木美術館学芸員)
加納遥香(一橋大学大学院博士課程在籍)
能登原由美(「ヒロシマと音楽」委員会委員長)
司会・コメンテーター:柿木伸之(広島市立大学教授)
概要:記録映画「原爆の図」上映(約17分)
登壇者による発表
コメンテーターによるコメントとディスカッション
趣旨:
21世紀に入り、頻発するテロや排他的な国家主義の台頭が新たな戦争の脅威をもたらす一方で、教育格差や貧困の拡大、潜在する差別や不寛容な態度の広がりなど、日常の生活にも様々な形の暴力が広がっています。つまり、私たちは実際の戦火こそ免れているとはいえ、社会の水面下に蔓延する暴力に日々晒されていると言えますが、それに対して私たちは無自覚であることが少なくありません。
こうした、言わば「見えない戦争/暴力」については、芸術がしばしばその存在を露わにしてきました。その一方で、プロパガンダ芸術などに明らかなように、暴力を「見えなく」してきたのも芸術です。このように、芸術には対極的な二面性がありますが、それらを突き詰めると、実は私たち人間の内面に潜む暴力の存在に突き当たるのかもしれません。
このシンポジウムでは、長年にわたり「戦争/暴力」の芸術表現を研究してきた美術と音楽の専門家が集まり、芸術作品を通して「戦争/暴力」と人間について議論します。
参加費:500円(美術館入館料別途800円)
問い合わせ:音筆舎(onpitsusya@yahoo.co.jp)
広島市が平成26年度から編纂を進めていた『広島市被爆70年史 あの日まで そして、あの日から 1945年8月6日』が刊行されました。
その中で、「特論 広島と音楽」を委員長の能登原由美が執筆しています。ここでは明治から平成までの広島における音楽(洋楽)の歴史について、資料調査で明らかになった新たな史実と写真資料などを紹介しています。
本書全体は、A4判800頁でDVDの映像資料付きですが、税込3,900円と個人でも手の届く値段となっております。20年ぶりの市史刊行だそうですが、新たな調査で明らかになった史実や項目・視点の追加、発見された写真資料などが全編を通じて盛り込まれ、かなり充実した内容となっております。
本書の詳細な内容や購入方法につきましては、下記の広島市のホームページをご参照ください。
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1532589098071/index.html